あんなぶろぐ:April 2009
イタリア珍道中 Roma編Ⅰ
April 25, 2009 [ Tagebuch (Berlin) ]
両親とイタリアに旅行に行きました。
イタリア、ヨーロッパ文化の起源とは知ってはいましたが、旅をしてみて実感。古代遺跡がゴロゴロしているわけですから・・・。
しかし、一言申し上げたいのは、Romaの交通はハッキリいって危ない!ということ。歩行者用の信号が少ないので、静かに待っていたら永久に道を渡れないので、もしもローマに行くことがあったら、アグレッシブに渡ることをお勧めします。
永遠の都Roma入りをして、まずは、Romaパス(23€)を購入しましたが、これは大正解★3日間ローマ市内乗り放題です。この日に行ったChiesa di Santa Maria degli Angeli(サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会)は小さい教会ですが、非常に美しかったです。時間帯も良かったようで、午後の陽射しがステンドグラスを通して彫刻に射していて、それがまた格別でした。
翌日は、Citta Del Vaticano(ヴァチカン市国)に行きました。とてつもなく広いヴァティカン博物館では、早速両親とはぐれました・・・(**)しかし、途中で奇跡的に再会、異国での再会の感動を味わいつつ、お昼に本場のパスタも味わいました。私はドイツ料理も好きですが、イタリアンの方が日本人の舌に合うようで、美味しかっです。
博物館の目玉の品は、やはりシスティーナ礼拝堂にあるミケランジェロによる「最後の審判」と、ピオ・クレメンティーノ美術館にある「ラオコーン」でしょうか。あと、ここの博物館には地図のギャラリーなどもあり、面白かったです。旅が好きになってから、地図が好きになりました。
Piazza San Pietro(サン・ピエトロ広場)のスケールの大きさは・・・とにかく大きかった~。大聖堂では、ピエタ像を拝見。ローマ法王のスピーチで観た場所に自分がいるというのは何とも不思議です。
Castel Sant'Angelo(サンタンジェロ城):←こちらはオペラ「トスカ」の舞台となったお城です。コミック「動物のお医者さん」を思い出してしまうのは私だけかしら:Piazza Navona(ナヴォーナ広場)と歩いて回りました。Fontana dei Fiumi(四大河の噴水)では、噂のミサンガ売り:コンニチワ~と近づいてきてミサンガを無理やり結んでお金をとるらしい に遭遇、でも拒否したので大丈夫でした。古代ローマ建築で有名なPantheon(パンテオン)では、ドイツから来たオーケストラと合唱が演奏していました。ドイツ人は旅行が大好きと、よく言いますが、今回の旅行では本当に大勢のドイツ人観光客がいました。
復活祭
April 12, 2009 [ Diary ]
最後の晩餐の金曜日(Karfreitag)から土・日・月とイースター(Ostersonntag,Ostermontag)休暇になります。クリスマスの時のように、ほとんどのお店が閉まるそうです。そういえば、アメリカにいた時には、学校でイースターエッグを作りましたねぇ。
4~12日はイースターフェストで、Daniel Barenboimが大活躍!です。
私は、4日はチケットを買えず、8日のコンサートを聴きました。WagnerのLohengrinです。ドイツに来て、実はまだワーグナーのオペラは聴いていなかったので、ようやく!です。演出についてはあまり詳しくはわかりませんが、今回の演出家Stefan Herheimは相当有名な方だそうで・・・なかなか演出家のメッセージの強い舞台でした。今まで観たモダンの演出はイマイチ、コンセプトの辻褄が合っていなかったので「??」と印象でしたが、今回のは、全ては観客の手に委ねられているというメッセージが込められていたのでは?と最後まで観て初めて分かる演出でした(2幕で帰った方々、残念(><))歌い手はといいますと、ローエングリンのこの世離れした感じがピッタリだと個人的には思いました。
そして、昨日はDSOのコンサートに行きました~。プログラムはこちら↓
Bach:Orchestersuite Nr.3 D-dur
Mendelssohn:Klavierkonzert Nr.1 g-moll
Bach:Contrapunktus 18
Mendelssohn:Symphonie Nr.5 D-dur
指揮はヴァイオリニストで有名なAndrew Manze!
室内楽的な要素が多い曲かと思いますがオーケストラの響きはばっちりで、非常に良いコンサートでした♪(G線上のアリアの編曲で有名なBachの2楽章も、ステキでした。)
今回はレッスン帰りだったので、楽器をホールの楽屋に置かせてもらっていたら・・、ラッキーなことに誰かからのイースターのチョコのプレゼントがケースの前にありました♪Frohe Ostern♪
録音の旅
April 9, 2009 [ Tagebuch (Berlin) ]
とっても久しぶりに書きます。なので長くなるかも(^^;
3月末はCDの録音のため、MarienmuensterというHannoverからS-bahnで1時間ほどの小さな街に一週間滞在しました。
J.S.Bachの時代のチェロの大家、デュポールの作品、チェロ協奏曲を三曲録音しました。デュポールはチェロを勉強した人で知らない人はいないのでは?というくらいチェロのエチュードで有名だそうです。そして、この曲は難曲のためか、過去CD録音をした演奏家がいなかったそうです。つまり世界初!!ソリストはPeter Hoerr(Leipzig音楽大学の教授)でした。コンサートマスターはMark Gothoni(Mark先生)。二人は2000年にピアノカルテット(Mozart Piano Quartet)を組んだ仲です。
室内楽メンバーはベルリンからはヴァイオリンセクションだけで、スイスやケルンから他のセクションは来ていました。編成はVn.1、4人 Vn.2、4 Va.、2 Vc.、2 Cb.、1 Hrn.、2 Ob.、2 と小編成。最初の二日間は、弦楽器のみの練習のみでした。オケはノンヴィヴラートで統一。音楽の方向性が一緒になるために必要なリハーサル期間だったと思います。しかし、ヴィオラはほっとんど休みで、ヴィオラ奏者Sは、皆が弾くのを聴けて嬉しいけれど、ずっとじ~っとしてなくてはいけないので正直ツライと言っていました。
部屋は全員一人部屋だったので、オフタイムはゆっくり。何といってもドイツはPause(休憩)がなが~い!食事は、合宿のように、毎食、皆で一緒に食べました。典型的なドイツ料理が出て、ドイツに来て一年未満の私としては嬉しかったです。そして、片言ながら、音楽や文化について色々な人と話せたのは良かったです。Peterの父Manfred Hoerrは、その昔、私の母校国立音楽大学でヴァイオリンを教えていたそうです!!まだ、少し日本語を覚えていて、感心しました。面白かったのは「日本病です!」と言っていたこと。英語のHomesickと同じように、ドイツ語でもHeimwehkrankと言って、なるほど、確かに直訳すると日本病になるわけですね。
いよいよ録音♪1日一曲(朝1楽章・昼2楽章・夜3楽章)のペースです。録音技師は、Mark先生が絶大の信頼を置いているだけあって、確かに、スゴイ良い耳をもっている人でした。音程が合わなかったとして、どこのどのパートがどうよくなかったのか、または、音楽の起伏についてのアドバイスなどが的確でした!
CDが出来上がるのはまだまだ先で、来年2月頃の予定だそうです。
Mozart Piani QuartetのCDを演奏者全員いただきました。せっかくだからMark先生とPeterにサインしてもらったのですが・・・、Peter、もうすぐオスター(復活祭)だからといって自分の写真にウサギの耳としっぽを書いてくれました・・・。Danke.